Webサイトを運営するにあたり、複数人で管理しているケースも多いかと思います。そのようなときWordPressでは、5種類のユーザー権限をメンバーに付与できることをご存知でしょうか。今回はWordPressで権限を分ける方法についてご紹介いたします。
もくじ
◆WordPressの権限の種類
・管理者
WordPressの全ての操作が可能で、全ての投稿やデータを削除することができます。
・編集者
管理者に次いで操作可能な範囲が広く、コメントやリンクの管理ができます。コンテンツに関する操作は概ね可能ですが、プラグインの設定やテーマの変更、ユーザーの追加などはできません。
・投稿者
記事の投稿や編集、公開が操作可能です。
・寄稿者
新規記事の下書きや編集のみが操作可能で、編集者以上の権限を持っている人の承認がないと記事の公開ができません。また、既存の記事を編集することや、新規の記事の投稿はできません。
・購読者
閲覧と自身のプロフィール編集のみが操作可能となります。あまり使うことはない権限ですが、会員制サイトなどを作る時などに使う場合があります。
◆権限の設定方法
管理画面から「ユーザー」を選び新規ユーザーを追加します。
権限を付与したい人の権限を選びユーザー名とメールアドレスを登録します。登録が完了すると登録されたメールアドレスにWordPress管理画面にアクセスするURLが送信されます。 新規ユーザーに登録された人はこのURLにアクセスしWordPressへの管理画面へログインします。
◆ユーザーの管理方法
ユーザー情報は登録した後により詳しい情報の追加や、権限を変更することができます。
管理者権限を持ったアカウントでログインをし、管理画面の「ユーザー」から「 ユーザー一覧」をクリックします。
一覧の中から編集したいユーザーにカーソルを合わせ「編集」から個人設定、名前、連絡先情報、ユーザーについて編集することができます。
◆まとめ
複数人でサイトの運用をする場合、全員が同一のログインIDやパスワードを使って、全ての編集や投稿の権限を持っていると、サイトの管理上の危険性が高くなってしまいます。担当者ごとに権限を設定することでリスクを最小限に抑えることができます。ぜひ活用してみてください。