音声通話やチャットが出来るSkypeは、これまでソフトウェア版をダウンロードする必要がありましたが、ブラウザからURLを開くだけでSkypeの無料通話が可能な「Skype for Web」が2015年6月にリリースされました。今回は「Skype for Web」の機能やソフトウェア版との違いについてご紹介いたします。もくじ
◆Skypeの主な機能
音質や画質、インターフェイスに関してはソフトウェア版もWeb版も変わりはありませんが、出来る事の制限が多少異なります。
・ソフトウェア版
主に音声通話やインスタントメッセージ・グループビデオ通話・画面の共有を無料で利用することができます。
音声通話の1対1はもちろん、グループの通話は最大25人まで可能です。
固定電話や携帯電話への通話も可能ですが有料となります。
・Skype for Web版
Web版では主に無料通話・ビデオ通話・メッセージ機能が利用できます。
無料通話、ビデオ通話は共に1対1のみの利用となります。
固定電話や携帯電話への通話ができません。
ファイルの添付や表示ができません。
◆Skype for Webのメリット・デメリット
Web版の大きなメリットはネット環境があればソフトウェアをダウンロードする必要がなく、URLに接続するだけですぐにSkypeを始めることが出来る点です。
例えばSkypeをインストールした自身のPCが壊れた場合でも、ネット環境下でWeb版に接続すればSkypeを使用できます。
しかし、Skype for Webはソフトウェア版に比べて使える機能がかなり制限されます。
特に複数人での音声通話やビデオ通話が出来ないので、複数人でのミーティングなどにはあまり向いていません。
現段階では制限が多い機能も将来的にはソフトウェア版と同様の利用が出来るよう期待されています。
◆Skype for Webの使い方
ChromeでのSkype for Webの使い方をご紹介します。
・まずは、Skype名かMicrosoftアカウントを入力してSkype for Webにサインインします。
・「Skype for Webへ ようこそ」という画面が開くので『使ってみる』ボタンを押し、メニュー画面へ移行します。
・使用の前にプラグインをインストールする必要があるので、画面左上にある『自分の名前』をクリックし、次に『Skypeプラグインをダウンロード』をクリックします。
・「Skype通話を有効にする」という画面が開くので『拡張機能を追加』をクリックします。
・インストールが完了したら、『プラグインを入手』をクリックします。「SkypeWebPlugin.ms」というインストーラーがダウンロードされるので、あとは画像の手順通りにプラグインをPCへインストールします。
・プラグインがPCにインストールされたら「通話」と表示された画面が開くのでこれで設定が完了です。
◆まとめ
Skype for Webはソフトウェア版をダウンロードする必要がなく、インターネットに繋いでURLをクリックすればSkypeを始めることができます。
ブラウザだけで音声通話やビデオ電話をかけることができますが、現時点ではまだ制限されている機能も多く、ビジネスシーンでの利用頻度はまだ多くはないかもしれません。
今はまだベータ版ですが、これからさらに新機能がリリースされたときには利用価値もさらに高まるでしょう。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >