DXの推進に伴い、「SaaS」という言葉を耳にする機会が増えてきています。
しかし「SaaS」について言葉は聞いたことがあるけど、実は何を指しているのかよくわからないという方も中にはいるかもしれません。そこで今回は「SaaS」について解説いたします。
もくじ
◆SaaSとは
SaaSとは「Software as a Service」の略になります。日本での読み方は「サース」または「サーズ」です。
「サービスとしてのソフトウェア」を意味し、クラウド事業者が提供するソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことで、簡単に言えばSaaSはインターネット経由で提供されるソフトウェアということです。
インターネット環境さえあれば、どこからでもアクセスすることができます。また、複数人のユーザーと共同編集ができたり、運用を事業者に委任することも可能です。
◆SaaSでできること
- 異なるデバイスでソフトウェアを使用できる
SaaSはインターネットに接続をすれば利用ができ、アクセスする端末を問いません。
そのため、どのデバイスからでもソフトウェアを利用することが可能です。
- 遠隔操作ができる
インターネット環境があれば使用する場所は問いません。
アカウントさえ知っていれば、オフィスでも自宅でも好きな場所で利用が可能です。
- 複数人で同時作業ができる
複数人で同じデータの共有が可能です。
一つのファイルを複数人で共有して同時に編集ができます。
◆SaaSのメリット
- ソフトウェアをインストールする必要がない
ソフトウェアをインストールする必要はなく、アカウントのユーザーIDとパスワードがあれば、サービスにログインしてすぐに利用ができます。
- 導入コストがかからない
パッケージのソフトウェアのように先に購入するのではなく、SaaSは使った分だけ料金を支払う月額制が一般的です。
- ユーザー側で管理する必要がない
SaaSのソフトウェアは常に最新のバージョンになっており、セキュリティ対策も万全です。
最新バージョンへの更新やセキュリティ対策などをユーザー側で管理する必要がありません。
◆まとめ
SaaSを導入することは、企業には様々なメリットがあるといえます。
インターネットとデバイスがあればすぐに利用ができるのでぜひ利用してみてはいかがでしょうか。