「Google Reader」の終了に伴い、利用者数が年々減少しているRSSですが、現在でもRSSを活用してサイトをチェックしているユーザーは多くいます。
そのためRSSボタンは設置しておいて損はないとい言えるでしょう。
今回はWordPressサイトにRSSボタンを設置するメリットや方法について解説いたします。
もくじ
◆RSSとは
RSSとは(Rich Site Summary)の略で、自身のWebサイトの新規記事や更新情報などを購読者に配信するシステムのことです。
RSSの利用者はRSSの更新情報を受け取るためのRSSリーダーと呼ばれるツールを使用して、RSS購読しているWebサイトの更新情報をまとめてチェックします。
ブログやWebサイトなどで、TwitterやFacebookのアイコンの近くにオレンジ色のWi-Fiアンテナのようなアイコンがあれば、RSSに対応したブログ、Webサイトです。
◆RSSを利用するメリット
複数のサイトを検索したり、ブックマークに追加していない場合も、RSSリーダーをチェックすることで自分が購読している全てのサイトの更新情報を受け取ることが可能です。
また、SNSの普及に伴ってRSSの利用者は減りつつありますが、RSSの設置はGoogleからも推奨されています。
RSSを利用しているユーザーに対して自身のサイトのファンにできる可能性が高くなるので、RSSボタンは設置しておくことをおすすめします。
◆RSSボタンを設置する方法
- プラグインを使用しない方法
まず、最初にRSSボタンに設定するRSSの画像を準備します。
ロイヤリティフリーの素材など、RSSボタンは多く出回っているので適切な画像を探してみましょう。
取得した画像をWordPressのサイドバーメニューから「メディア」にアップロードして設定します。
画像を設定し、「RSSフィード取得・検出ツール」→ RSSリスティングに自身のサイトのURLを貼り付けてRSSフィードURLを取得します。
次にウィジェット画面から「外観→ウィジェット」でウィジェットの管理画面に移動し、RSSを設置していきます。
任意の場所にテキストやカスタムHTMLなどのウィジェットを追加し、下記のimgタグを記述します。
<a href=”RSSフィードURL”><img src=”RSS画像のURL”></a>
最後にウィジェットを保存して設置が完了です。
- プラグインを使って設置する方法
RSSボタンを設置するプラグインは無数にありますが、今回は「Simple Social Icons」というプラグインを使って設置する方法をご紹介します。
Simple Social Iconsをプラグインの検索窓から検索または、以下のダウンロードページからZipファイルを取得します。
WordPressにインストール後に有効化し、ウィジェット管理画面からSimple Social Iconsの設定を行います。
基本的な設定項目は以下です。
- タイトル
- アイコンの外観
- 各種ソーシャルのURLの設定
これらを設定して保存することでRSSボタンの設置が完了します。
◆まとめ
RSSの利用者数は年々少なくなってきてはいますが、Googleも推奨しているツールなのでぜひRSSの設定を行ってみてください。
プラグインを使用したほうが簡単に設定できるので、まずはプラグインを使用して設定することをおすすめします。