今後のIT業界にとって、プログラミングのニーズは増えている昨今。
将来プログラミングのお仕事に就きたいと考えている方、これから勉強をしようと考えている方へ。
今回はプログラミングを始める前に知っておくと良いことをご紹介します。
もくじ
◆どのような職業に就けるのか?
「プログラマー」と言っても、分野によって業務内容は異なります。
将来、どのようなプログラマーになりたいかを想像し、考えてみてください。
Web系プログラマー
業務内容は主にWebサイトのプログラミングです。
機能性を意識し、ユーザーの満足度を高めることが業務の目的です。
資格は必須ではありませんが、IT系の資格があるとキャリアを形成する上でとても役に立つでしょう。
主に使う言語はHTML / CSS / Javascript、その他はPHP / Java / Pythonなど挙げられます。
アプリケーションプログラマー
業務内容は、パソコンやスマートフォンに搭載されるアプリケーションの開発です。
スマホ保有率が増えたことにより、アプリケーション開発をするプラグラマーの需要はさらに伸びるのではないかと言われています。
主に使う言語はデバイスによって異なります。
Webアプリケーション:Java / Javascript / Python / PHP / Ruby / C#
Androidアプリケーション:Java / Kotlin
iPhoneアプリケーション:Swift
AIプログラマー
業務内容は言語を使い、AIを開発することです。
社会的にAIの活用が進んでいる昨今、今後ますますのニーズが予測されています。
主に使う言語はPython / R / C++ です。
その他
上記で挙げた以外に、オープン系プログラマー・インフラ系プログラマー・ネットワーク系プログラマーといった職種も存在します。
◆言語にはどんな種類があるのか?
プログラミング初心者の方は、最初は1つの言語に集中して取り組むことをおすすめします。
以下では代表的なプログラミング言語をご紹介します。
Python
人工知能やWebアプリケーション開発などに使用されている、文法がシンプルな言語です。
プログラミング言語の中でも学びやすいため、近年最も代表的なプログラミング言語に選ばれました。
Java
スマートフォンアプリや家電製品、AI分野の開発などに使用されている言語です。
一度は触れておくと良いでしょう。
PHP
動的コンテンツ作成時に使用される言語です。
文法がわかりやすいため、基礎を学ぶための言語としてピッタリです。
WordPressの構築もPHPが使われています。
JavaScript
HTMLとCSSでは表現し切れない動的ページを作成することに適しています。
フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアに広く使用されている言語です。
C言語
簡潔な記述、汎用性の高さが特徴の言語です。
初めて学習する言語としては少しレベルが高いかもしれませんが、現在でも広く使われている言語のため、学んでおくと良いでしょう。
◆どのように勉強したらよいか?
Webスクールに通う
一番おすすめの方法は「プログラミングを学べるWebスクールへ通うこと」です。
言語の文法だけでなく、システム構築の考え方も学べるので、修了する頃には運用や保守の手間がかからないプログラムを書けるようになります。
海外で知識を学ぶ
まとまった期間、腰を据えて勉強に取り組める方は海外留学がおすすめです。
なぜなら、プログラミング言語のベースになっている英語を同時に学ぶことができるためです。
また、最先端の技術も身につけられるので、グローバルな視点を持つことができます。
書籍で学ぶ
書籍で学ぶ際は自分のレベルに合った本を1冊に絞って繰り返し読むことが大切です。
また、プログラミングスキルを上げるために、練習問題は必ず解くと良いでしょう。
◆まとめ
プログラミングの技術を用いた職業とプログラミングの言語、勉強方法についてご紹介しました。
実際、自分がどのような職業に就くかをイメージすることでプログラミング言語を絞り込むことが可能になります。
プログラミング言語を絞り込んで勉強をすることは勉強の効率も上がるのでおすすめします。