企業が新商品や新サービスを拡散する方法として、代表的なものがプレスリリースです。
プレスリリースを配信することで、新聞や各種メディアなどで情報を紹介してもらう可能性があります。
直接Webメディアに働きかけるよりも、媒体のリストを作成したり一件ずつ送付する手間やコストを省略できるため、企業の広報担当者は知っておくべき内容です。
◆プレスリリースとは?
プレスリリースは、企業が自社の情報を各報道機関に提供するためのフォーマットです。
各報道機関は、届いたプレスリリースの中から、自分たちのメディアのターゲットにとって価値の高いものなど、必要に応じて選定して発信します。
プレスリリースは元々、新聞社やテレビ局に直接送付することが主流でした。しかし現在では、インターネットが主流になったことから、一括してプレスリリースを配信することができる「プレスリリース配信サイト」を使うことが広まっています。
◆プレスリリース配信サイトのメリット
プレスリリースを直接送付せずに、配信サイトを使うことがどういったメリットにつながるのかを紹介します。
まずは、膨大な媒体リストを持っていなくても複数のメディアにプレスリリースを送付できることです。新聞社やテレビ局、その他の大手Webメディアなど拡散力の強い媒体に対しても、配信サイトを使うことでプレスリリースを送付できます。
次に、プレスリリース配信サイトでは各メディアへの送付のみならず、配信サイト内でも同様の内容を掲載されることです。直接媒体に送付する場合には、メディアが取り上げなかった場合はその情報は目に触れることはありませんでしたが、これによって、一般のユーザーがプレスリリース配信サイトの記事を見ることで、より多くの人の目に触れる可能性が高まりました。
このようにプレスリリースを配信するメリットが増え、たくさんの企業がプレスリリース配信サイトを使うようになった結果、各媒体には毎日膨大なプレスリリースが届いています。容易に送付できるようになったからこそ、メディアが「取り上げたい」と思えるようなプレスリリースを作成することが鍵になってきます。
◆知っておくべきプレスリリース配信サイト
1.PR TIMES
国内シェアNo.1のプレスリリース配信サイトです。多くの上場企業が利用しているほか、配信力の高さも圧倒的で、サイト自体のPV数は月間で738万以上で、配信先の数も12,000を超えます。国内では、主力と言えるプレスリリース配信サイトです。
2.@Press
@PressはPR TIMESに並ぶ代表的なサイトです。
幅広いターゲットの中から、プレスリリースの内容によって配信先のメディアリストを作成して、企業とメディアのミスマッチを減らすことで、記事や取材の取り上げられやすさに定評があるサイトです。
3.共同通信PRワイヤー
「共同通信社」のグループ会社が運営するプレスリリース配信サイトです。日本の報道機関だけでなく、海外メディアにも展開できるネットワークの強さが特徴のプレスリリース配信サイトです。
4.News2u
News2uは文章作成が苦手であったり、取り上げられるためのノウハウを持たない企業のために、原稿チェックやアドバイスのサービスが豊富にあるプレスリリース配信サイトです。
5.Dream News
今回紹介するプレスリリース配信サイトで最も安価なものが、Dream Newsです。7,000を超える配信先に対して、1ヶ月何度配信しても1万円という破格なサイトです。予算が限られている中でプレスリリースの配信を検討している場合におすすめなサイトです。
まとめ
広報担当者必見の情報を紹介してきました。プレスリリース配信サイトのそれぞれの特徴をつかみ、あなたの企業に最も適した配信サイトを使用してみてはいかがでしょうか。