Webサイトにおけるミニマルデザインについてご紹介!

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インテリアのスタイルで、よく「ミニマル」という言葉が使われることがありますが、この「ミニマル」の考え方がWebサイトのデザインにも活用されていることをご存知でしょうか。

今回はWebサイトにおける「ミニマルデザイン」について紹介していきます。

もくじ

  1. ミニマルデザインとは
  2. ミニマルデザインのポイント
  3. ミニマルデザインの注意点
  4. まとめ

◆ミニマルデザインとは

Webサイトにおけるミニマルデザインとは、必要最低限の要素で構成されたデザインのことを指します。

ユーザーが迷ってしまうような要素を排除することで、サイト内で伝えたいメッセージ性を明確にすることができます。ユーザーに伝えたいことを詰め込みすぎて要素が多い構成になると、結局何を伝えたいのか分かりにくいサイトになってしまう恐れがあるのです。

ミニマルデザインが活用されたWebサイトとしては、「Apple」のオフィシャルWebサイトがよく参考例として挙げられます。

◆ミニマルデザインのポイント

ミニマルデザインを作成する際は、サイト内で「何を訴求するのか」をしっかりと考える必要があります。無駄な要素がなく、必要最低限のデザインの中に明確なメッセージ性が強く打ち出されていることが重要です。

大切なのは、ミニマルが「簡略化」ではなく、「必要最低限にする」という意味だということです。ミニマルデザインと聞くと簡単そうに感じてしまいそうですが、必要最低限の要素でユーザーを誘導しなければならないので、デザインの腕が試されるのです。

◆ミニマルデザインの注意点

ミニマルデザインは注意点として、ユーザビリティの低下があります。サイトに乗せる要素を厳選しているうちに、必要な要素まで省いてしまいユーザビリティを低下させてしまう可能性があるのです。要素が多いと、大事な要素が埋もれてしまいユーザビリティの低下につながる原因になりますが、要素を減らしすぎて必要な要素までなくなってしまうのもユーザビリティの低下につながります。

先述したようにあくまでも考え方は「簡潔化」ではなく、ユーザーにとって「必要最低限」の要素があることが大切です。ただただ要素を削いでいくのではなく、そのページの目的や伝えたいことに基づいて配置する要素を選んでいきましょう。

◆まとめ

Webサイトにおけるミニマルデザインについて紹介しました。

勘違いしてはいけないのが、サイトをミニマルデザインにしたからといってユーザーの流入数やコンバージョンが増えるとは言えません。デザインの完成度によってはユーザビリティが低下する恐れもあります。制作したサイトが意図したように機能しているか、検証して改善していくことが大切だということを覚えておきましょう。

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