オウンドメディアを運営していると、悩みのタネになるのが「ネタ出し」。
多く記事を投稿していると、ネタが被ってしまい、次に各記事の内容に困ってしまうという経験はないでしょうか?
オウンドメディアを運営する上では、ユーザーのニーズをつかむことが大切ですが、実際に行うとなると結構難しく、ネタ出しと合わせて考えるとかなり大変です。
そんなときに覚えておいていただきたいのが、「マインドマップ」を活用した方法です。
今回の記事では、オウンドメディア運営者に向けて「マインドマップ活用術」を紹介します。
もくじ
◆マインドマップとは
マインドマップとは、イギリスの教育者”トニー・ブザン”が提唱した思考表現方法のひとつです。
中心に主題となるキーワードを配置し、そこから木の根のように主題に関連する言葉やイメージを枝分かれに繋いでいった放射状の図のことを指します。
頭の中で整理しきるのは大変な情報でも、このマインドマップの形式で書き出していけば、主題に対する考えやアイデア、情報などを可視化でき、整理しやすくなります。
そのため、自分で情報を整理できることはもちろんのこと、他の人へ主題に関する情報を共有する際に、自分の中で考えていることが伝達しやすいというメリットもあります。
◆マインドマップがオウンドメディアに役立つ理由
マインドマップは多くの情報やアイデアを整理しながら可視化することができ、思考を落とし込むツールとして非常に役立ちます。
ユーザーのニーズを把握したいときや、主題としたいキーワードなど、数多くの情報を整理しながら、ユーザーが求めている情報を考え、見つけ出す必要があります。
その情報を見つけ出す作業において、マインドマップを活用すれば、より的確なユーザーニーズの発見に繋がるのです。
◆マインドマップの作成例
キーワードで上位表示されているサイトをピックアップする
自社で運営しているオウンドメディアに関連するキーワードで検索し、上位表示されたWebサイトをピックアップしてみましょう。
上位表示されたWebサイトには、そのキーワードを検索したユーザーのニーズに合った内容であることが多いです。
サイトをピックアップしたら、さらにそこからそのサイトについての情報を細分化していくと良いでしょう。
キーワードのサジェストをピックアップする
自社のオウンドメディアに関連するキーワードを調べた際に出てくるサジェストも、マインドマップで書き出してまとめてみましょう。
サジェストはそのキーワードを検索したユーザーが、どのような情報を求めているのかを詳しく把握することができます。
上位検索結果と合わせると、より精度の高い分析ができるでしょう。
ユーザーペルソナを書き出す
オウンドメディアを運営する上で、ペルソナの設定は非常に重要です。
ユーザーのニーズを把握するために、詳細なペルソナのプロフィール設定を、マインドマップを活用して考えてみると良いでしょう。
記事のネタやアイデアを書き出す
マインドマップでまとまったキーワードに関連する情報やユーザーのニーズなどをまとめて、記事のネタとしてアイデアを出していきましょう。
◆まとめ
今回の記事では、オウンドメディア運営者に向けて「マインドマップ活用術」を紹介しました。
マインドマップを活用すれば、情報やアイデアを可視化しながら整理できるため、考えをまとめる上で非常に役立ちます。
マインドマップで頭の使い方を鍛えていけば、質の良い情報整理ができるようになります。
ぜひ一度、オウンドメディアを運営している担当者は、マインドマップのツールを使用してみてはいかがでしょうか。