Web施策の定番の一つであるランディングページ(Landing Page)。広義的な意味だと「ユーザーが一番最初に訪れたページ」ですが、Webマーケディングにおいては、基本的にコンバージョンを追求したページのことを指します。ユーザーの関心を惹きつけ、リードの獲得に繋がります。
その中でも、マンガを活用した効果的なLP、「マンガLP」について紹介します。
もくじ
◆LPに必要な要素
LPは運用していく上で、「デザイン性」・「目的の明確さ」・「適量で分かりやすい内容」などの要素が必要になってきます。
・デザイン性
デザイン性は特にファーストビューのインパクトが重要になります。Webサイトへ訪れたユーザーをページに滞在させるには、ファーストビューで興味を惹きつける必要があります。
・目的の明確さ
LPの目的が曖昧だと、ユーザーの目的から逸れた内容になってしまい、離脱しやすいページになってしまいます。LPの内容をアピールしたいターゲット層、ユーザーへのベネフィットを明確にして、LPの目的を明確に設定する必要があります。
・適量で分かりやすい内容
デザイン性と目的・ゴールの明確さが必要な要素でしたが、実際に訪問したユーザーが誘導通りに行動し、広告効果を高められなければ意味がありません。また、内容が分かりづらかったり、長すぎると離脱に繋がります。訪問したユーザーが誘導通りに行動させるには、簡潔で分かりやすい内容にする必要があります。
◆マンガLPの有効性
上記の見出しでLPに必要な要素について紹介しましたが、これらの要素を満たすのに適しているのが、マンガを活用した「マンガLP」です。
マンガは日本人にとって身近なものであり、読みやすく絵によって内容がイメージしやすくなります。また、文章で構成されたLPよりも、文字量による抵抗感を持たれにくいことにも期待できます。さらにマンガは文章と比べて約2倍ほどのスピードで情報を伝えることができると言われており、短い時間で情報を的確に伝えることができます。
そのため、マンガを活用したLPはとても有効的な施策でありオススメです。ただ、予算や納期などの都合でクオリティーが低いマンガになってしまうと、逆にユーザーが離脱してしまう恐れがあるため、検討している方は注意しましょう。
◆マンガLPの型について
マンガLPには配置する型が2パターンあります。その2パターンの型について紹介します。
・マンガ分散型
マンガを文章と文章の間に接続詞のように配置することで、ユーザーの文章の精読率を高める型です。文章とマンガの構成によってページにメリハリが付き、文章内容の理解をマンガで深めることが期待できます。
・マンガ集中型
LP内をマンガで集中的に配置する型です。マンガを一気に読んでもらい、補足があれば後半に文章を用いて、サービスの内容を理解してもらう構成です。LPの目的に当てはまるターゲットを主人公とすることで、マンガを読む人のイメージを喚起させて購買意欲の向上に繋げることができます。
◆まとめ
ランディングページにマンガを活用した、マンガLPについて紹介しました。
マンガは日本人にとって身近なコンテンツであるため、マンガLPにすることでユーザーに対してサービス内容を伝えやすく、購買意欲の促進に期待できます。自社サービスのLPページの離脱率が高く、悩みを抱えているWebマーケディング担当者の方は、一度マンガLPの導入を検討してみてはいかがでしょうか。