多くの見込み顧客にアプローチすることができる、マーケティング施策の一つ「メールマーケティング」。
ですが、メールの件名や本文、CTAへの導線など、細かい部分までこだわらなければコンバージョン獲得にはつながりません。
今回は、メールマーケティングにおける、件名や本文の書き方について解説します。
もくじ
◆メールマーケティングとは
メールマーケティングとは、ブランドの認知拡大や売上を増やすために、電子メールを活用するマーケティング手法です。
見込み顧客に対してメールを送ることで、情報の提供や特典の提供、商品・サービスのプロモーションを行うことができます。
また、メールマーケティングは、他のデジタルマーケティング戦略と組み合わせることで、パフォーマンスを高めることが期待できます。
◆メール件名の書き方
実際にメールを作成する際、件名はメールを開くかどうかを決めるのにとても重要な要素となってきます。
そのためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
社名を入れる
差出人(会社)が不明なメールだと、メールを開く必要性やメール自体の信頼性がなくなってしまいます。
そのため、メールの件名か差出人名には社名を入れるようにしましょう。
【すみつきかっこ】などを社名に付けると強調されて分かりやすくなります。
個人名は基本不要
件名に個人名は基本的には不要です。
個人名は差出人名を見れば分かりますし、文字数が多くなって件名の枠を圧迫するため得策にはなりません。
ただ、知名度の高い個人名の場合は、入れると開封率アップにつながる場合があります。
◆メール本文の書き方
メールを実際に開いてもらえたら、次は本文です。
開けてもらえても本文で商品やサービスの魅力を伝えきれなかったら成果にはつながりません。
以下のポイントを押さえて文章を作成しましょう。
見やすい文章の作り
メールを開いた際、最初に目に入った文章の画面が見づらいと、そもそも文章を読んでもらえないまま離脱されてしまう可能性が高くなります。
適所に改行を入れたり、最適な文字サイズに設定して、見やすくまとまった文章の作りを心掛けましょう。
1行あたりの文字数は、15~20文字を目安にしましょう。
CTAを複数設置する際は工夫が必要
複数設置すると、情報量が増えるため、流し読みされてしまう可能性が高くなります。
そのためボタンやバナー画像などのデザインを変えるなどの工夫をして、視覚的に分かりやすくしましょう。
1スクロール以内でCTAが重複表示されないようにすると、なお良いでしょう。
◆まとめ
今回は、メールマーケティングにおける、件名や本文の書き方を解説しました。
メールマーケティングを有効に活用できれば顧客の獲得だけでなく、コンバージョン獲得にもつながります。
分かりやすく、魅力が伝わりやすい内容にするために、記事内で解説したポイントを押さえた文章の作成を心掛けましょう。