【Web担当者向け】CMSを自作するメリットを解説

スキルアップ

現在、世界には800以上のCMSのサービスがあります。

その数ある中から自社に最適なCMSを選ぶことは大変な作業です。

そこで近年注目を集めつつあるのが、自社によるCMSの自作です。

今回はCMSを自作することのメリットについて解説いたします。

もくじ

  1. CMSとは
  2. CMSを自作するメリット
  3. CMSを自作する際のポイント
  4. まとめ

CMSとは

CMSとは「コンテンツマネジメントシステム(Contents Management System)」の略で、Webサイトの構成に必要なデザインやレイアウト、画像などを一元的に管理できるシステムのことです。

Webサイトの作成には、HTMLやCSSなどのマークアップ言語、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語が必要になり専門知識が求められます。

CMSを使えば、テキストデータや画像データなどをデータベースに一元的に保存して、任意のページに画像やテキストを配置するだけで、専門知識が無い場合も簡単に感覚的な操作だけでWebサイトを作成し運営することができます。

CMSを自作するメリット

  • 細かい調節ができる
    既存のCMSサービスは簡単にWebサイトの運営を行える反面、細かい調整を行いたい場合には作業が大変です。
    一方、自作したCMSは、初めから見た目も機能も自由に決めて後から細かい調節をすることが可能です。
  • バージョンアップする必要がない
    オープンソース型や独自開発型のCMSの場合には、度々バージョンアップをする必要があり、バージョンアップをしない場合プラグインが活用できなくなるなど不具合が生じますが、自作したCMSであればその心配がありません。

CMSを自作する際のポイント

  • 全体像を理解する
    CMSの構築には自分のPC、各種情報を保管しておくデータベース、情報を公開するWebが必要です。
    まずはこの全体像の仕組みを理解しましょう。
  • インデックス情報をそろえる
    例えばブログ形式の記事を掲載したい場合には、ブログの「タイトル」「カテゴリ」「サブカテゴリ」「タグ」「制作日」などのように、作成したいWebサイト内のコンテンツの内容に合ったインデックスを用意しましょう。
  • 管理画面を作成
    Webに表示させるためには、データベースに情報を登録して管理画面を作成する必要があります。

◆まとめ

WordPressなどのCMSはWebサイト構築において最も利用されているツールですが、CMSを自作すると自分好みに細かい調整ができ、バージョンアップを毎回する必要がありません。

CMSを自作すると聞くと、「ハードルが高そう」というイメージがありますが、基本的な仕組みを理解していれば不可能ではありません。

ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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