LP(ランディングページ)は企業の売上を向上させるための基本的な施策の一つです。
LPの作成によって、しっかりと成果をあげるために、気をつけるべき4つのポイントをご紹介します。
◆ランディングページとは
LP(ランディングページ)とは、集客を目的としたWebページです。各種Web広告やSNSなどから流入する、サービスへの関心が強い見込み顧客へ、テキスト・画像を用いて商品やサービスを訴求します。
成果をあげるためには、流入に至るユーザーがどのような情報を必要としているのかを考えてLPの作成を行うことが重要です。
◆LPを作成する際に気をつけるべき点
1.ページの全体構成を意識する
LPでは、ユーザーがすぐに離脱しないためにページ全体の流れは気をつけなければなりません。
特にLPに訪れてからのストーリーは、
- 導入・結果
- 心理共感
- 効果検証
- 意思決定
となるようにそれぞれのシーンでユーザーの心理を理解した構成であることが理想です。
2.配色のパターンを気をつける
LPを作成する際には、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%という比率を意識することが鉄則になります。
3つのカラーの役割はそれぞれ以下の通りです。
- ベースカラー:全体の背景色
- メインカラー:主役となる色
- アクセントカラー:サイト全体の差し色
このバランスが悪いと、不快感を与えてしまい、離脱率があがってしまう、といった可能性があります。
サービスに合わせたカラーを選択しつつ、上記のバランスを調整することが必要です。
3.CTAをページ中間にも設置する
CTAはファーストビューとページのクロージングだけでなく、ページの途中で設置することが大事です。訴求ポイントを増やすことでCVのアップが見込めます。
ただし、CTAは数を増やせばいいということではなく、ページ全体のバランスを気にする必要があります。まずはページ全体にCTAを3つ程度設置し、ユーザーの反応やページに含まれるコンテンツのバランスを分析して、追加を検討することが良いでしょう。
4.A/Bテストを実施する
LPは作成して完了ではなく、さらに成果をあげるために、改善を繰り返すことが大事です。
A/Bテストとは、Webマーケティングの施策の一つです。
改善前のページと改善後のページの2つを用意して、どちらの方がユーザーの反応が良いかを数値をもとに検証し、より良い方を最新のページとします。
これを繰り返すことで、ユーザーが必要としている情報を正しく反映させたLPを作ることができます。
◆まとめ
紹介した4点はLPを作成する際に気をつけなければならない点です。LPは社内で作成することや外部に依頼して作成することがあるかと思いますが、どちらの場合も、設計・運用の際にユーザーが必要としている情報を考えることが重要になります。