VRで広がる可能性。そもそもVRとARの違いとは?

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VRで広がる可能性。そもそもVRとARの違いとは?

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近頃、テレビや雑誌などで「VR」や「AR」という言葉に触れる機会が増えてきました。
実際にVRの体験をされた方もすでに多くいらっしゃると思います。

企業はVRやARをさまざまな分野に活用しようと開発を進めており、VRとARは私たちにとって身近な存在になろうとしています。

今回は、VRとARの違いが良く分からない方のためにも、その違いや今後の展望についてご紹介します。

もくじ

  1. VRとARの違いとは
  2. VR技術の活用事例
  3. VRで広がる可能性
  4. まとめ

 

◆VRとARの違いとは

VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティー)」の略式名称で、「仮想現実」とも言われます。
主に目にゴーグルを付け、3次元空間を映像や音響でつくり出したものを投影する機械で、手や身体に装置を装着することで、触覚も味わえるものもあります。
装着したまま後ろを向けば、頭の動きに合わせて映像を動かすこともできるため、ゲーム・映像・映画・エンターテイメントなどの分野で、「没入感」を持つことが出来るのが特徴になります。

ARは「Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティー)」の略式名称で「拡張現実」と訳されます。
VRと違う点は「現実世界に新しい情報を追加する」というところになります。
例として、ショッピングセンターに大型スクリーンを設置し、通行人のそばを恐竜が通るかのような映像を流すことで、現実世界に恐竜とを重ね合わせるという技術があります。

 

◆VR技術の活用事例

エンターテイメント界だけにとどまらず、VRの技術は様々な業界で活用されており、私たちの生活を魅了しはじめています。
今回はVRがどのような業界で活用されているか、主なる5つの事例を紹介します。

VR=「遊びの道具」としか思ってなかった人も、この事例からVRの見方が少しづつ変わるかと思います。

・ゲーム業界
VRが最も活用されている業界といえばゲーム業界になります。
2016年から2020年にかけて世界のVR市場は84%以上成長すると言われています。
やはりエンターテイメント界におけるVR市場は今後の普及をけん引する分野と言えます。

・動画
戦闘機のコックピットや、サメが蠢く海中でのスカイダイビングなど、自分では実際中々できない体験もVR動画で疑似体験することができます。
リアルに感じるだけでなく360°で楽しめるので、その場にいるような臨場感を味わうことができます。
個人でも容易に360°映像を撮影できるようになったため、趣味の一環として映像をアップロードする人も増えています。

・不動産業界
不動産業界にもVRの技術は導入されています。
部屋を買ったり借りたりする際には内見がつきものです。
写真だけではわからない情報も多くあるかと思います。
とは言え、部屋をいくつも回ったりするのは時間がかかります。

最後は現地に行って直接見るのが理想ですが、VRを利用すれば、まるでその部屋にいるような体験ができるので、内見の手間が省けます。

・医療分野
医者がVRを利用して職業訓練をしたり、手術現場をよりリアルに体験することができるので、研修医の育成にも使われています。
また患者の体内をVRで見ることにより、これまでの技術では見落としてきたような症状も漏らさずチェックできるようになりました。
今までは不可能だったより高度な治療技術にもVRは使われています。

・宇宙産業
実際に体験するのが難しい宇宙空間での作業訓練でもVRは活躍しています。
NASAでは1980年代からトレーニングの場面でVRを活用してきました。
最近では映像だけではなく「物理的感覚」を利用して、よりリアルな宇宙空間を体験できる段階に来ています。
ジョイスティックなどを利用して月面の上で月面車を走らせるなど、実践的なトレーニングも増えてきました。

 

◆VRで広がる可能性

今後のVR市場における成長を予測したいと思います。

・スマートフォンで使えるVRの進化による新たな可能性
既に、誰もが持っているスマートフォンと、レンズが装着されたゴーグルが揃えばVR体験は今や簡単に出来る時代になっています。
手軽に簡単に安く、今以上に精度の高いVRが手に入るようになれば、新しいマーケティングツールとしても使えるようになります。
没入感が高いことを活かし、広告ツールとしての活用にも期待が寄せられています。

・リアルイベントや施設の充実
リアルイベントでの活用は既に始まっていますが、サバイバルゲームなど大掛かりな施設が必要だった体験イベントは、実際に施設に行かなくとも、体育館などに集まって仮想空間で開催される…。
なんてことも起こるかもしれません。
さらに、より仮想空間にリアルに入り込むための施設として、VR専用のゲームセンターや遊園地、エンターテイメント施設も増えてくることでしょう。

・様々な分野での活用
VRはゲームや簡単な映像体験で用いられているイメージが強いですが、実際に国連のキャンペーン活動などにも活躍の幅を広げています。
国連は、より深い没入感を味わえるVRを利用することで、シリアの現状を世界中に伝えるキャンペーンとして、難民キャンプで過ごす様子を体験させる映像を公開しています。
これによって募金・援助活動などを促進させています。

 

◆まとめ

VRは娯楽に留まらず、医療から宇宙産業まで幅広い分野での活用が期待されています。
VRには多様な活用方法、無限の可能性があります。
現時点では、VRゴーグルが大きい、13歳未満は使用できない、など制約も多々あります。
しかし、技術が進歩すれば、そのうち現実と仮想現実の区別がつかなくなる日が来るかもしれません。

VRによって今後、各分野がどのように発展し、未来の世界がどのように変わって行くのか、目が離せません。

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