ITエンジニアの腕試し!競技プログラミングコンテストとは?

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世界中で数多く開催されている「競技プログラミングコンテスト」。
より早く正確なプログラムを書けるかどうか、出題される課題に対して競う大会です。

今回は国内や海外で実施されている競技プログラミングコンテストの主な大会をご紹介します。もくじ

  1. 競技プログラミングコンテストとは
  2. 競技プログラミングに参加するメリット
  3. 主な競技プログラミングコンテスト
  4. まとめ

◆競技プログラミングコンテストとは

競技プログラミングコンテストとは、参加者に対してプログラミング問題が出題され、早く正確に回答することを競うコンテストのことです。
アルゴリズムなど数学やコンピュータサイエンスといった内容の出題が多く、主にオンラインジャッジにより採点されます。

いわば、プログラミングを使ってより早くパズルを解くスポーツといったものと言えます。

◆競技プログラミングに参加するメリット

数多くのコンテストが開催されている競技プログラミングコンテスト。
参加するメリットについて紹介していきます。

・他の人が書いたプログラミングを学習できる
競技プログラミングコンテストでの問題は全て同じものになりますが、回答はそれぞれ違いが出ます。
コンテストでは、参加者のコードが公開されたり、ブログなどで回答が掲載されたりもします。
プログラミングを学習する上で、他人のコードを見て知ることはとても勉強になるため、新たな発想や気付きにつながります。

・様々なプログラマーと知り合いになれる
プログラミングを学習している仲間と知り合うことで、勉強会を開いたり色々な話をすることができるようになります。
初心者の方であれば、わからないことがある場合も相談できれば大きな強みになるでしょう。

・楽しみながらプログラミングの勉強に打ち込める
初心者のうちは、プログラミング言語の習得で苦労を強いられるかもしれません。
勉強して行くことで、ある程度分かってくると、次にチャレンジしたいことに興味を持てるようになるかと思います。

コンテストでは、ランクとして結果が発表されるので、自分がどのくらいのレベルなのかを知る良いチャンスになります。

・モチベーションの向上
モチベーションの向上のために競技プログラミングに参加するというプログラマーもいます。
コンテントの中には、上位に入賞できれば、相当な名誉となるような大会やテレビでの放映があったりします。
プログラミングが趣味レベルのプログラマーから専門知識を持った大学生、数学とプログラミングが得意な高校生や中学生など、様々な方がチャレンジします。
将来の仕事獲得に向けて、自分のレベルを世界的に示すことができます。

世界規模の競技プログラミングコンテストに参加すれば、海外のプログラミング仕事を獲得することに繋げるのも、難しいことではありません。

◆主な競技プログラミングコンテスト

競技プログラミングコンテストは国内外において数多く開催されています。
今回はその中の主要なコンテストについて紹介します。

・Topcoder
開催されている種目は、アルゴリズム、デザイン、開発など多岐に亘ります。
数学力やひらめきが重視されるコンテストが多く開催され、問題文は英語です。
実力に応じてランクがあり、一番上のランクではエンジニアとしての実力の証とされ、名のあるIT企業からオファーを受けることもあります。

・Atcoder
多くの競技プログラミングコンテストが英語のサイトなのに対して、日本語で回答できることから入門編としては参加しやすいコンテストと言えます。
アルゴリズムの勉強やスキルアップを目的にチャレンジするプログラマーが多くいます。
過去問や練習問題なども豊富にあるため勉強しやすく、日本でも人気の高いコンテストサイトです。

・yukicoder
日本の競技プログラミングサイトで、主に初心者向けのコンテストになります。
「yukicoder」は、競技プログラミングも行っていますが、TopCoderといった世界的にも大きなコンテストにチャレンジするための模試や勉強会として利用できます。
言うなれば、競技プログラミングの入門コンテストといったものになります。

学習用として基本的な練習問題が掲載されているため、初心者が基礎力をつけるのに適したサイトです。

◆まとめ

競技プログラミング大会は上級者に限らず、プログラミング初心者の方にもとても勉強になりお勧めです。
大会に参加することで自身のプログラミング力を知り、不足している技術や知識を学習することがスキルアップにつながります。

自身の力量にあった大会に参加することで是非プログラミングの腕を磨いてみてはいかがでしょうか。