様々な企業がPRなどで使うメールマガジンですが、実は「HTMLメール」と「テキストメール」の2種類があるのはご存知でしょうか?
今回は「HTMLメール」と「テキストメール」の違いやメリットについて詳しく解説いたします。
もくじ
◆HTMLメールとは
HTMLメールとは、HTML形式で作成されたメールのことです。
HTMLはWebページを作るための言語形式のことで、通常の電子メールでは表現が不可能なフォントの種類や色、大きさの変更などの装飾が可能です。
また、動画や画像の差し込みや表の組み込みも可能で、自由にレイアウトすることができます。
テキストメールに比べてHTMLメールは表現力が圧倒的に強い点がメリットです。
そのためメルマガを作成した際には効果測定などができ、視覚的に商品をアピールすることができます。
一方デメリットとして、専門的な知識を要することや、表示が受信者側のブラウザ環境によって崩れてしまう場合がある点などが挙げられます。
◆テキストメールとは
テキストメールとはテキストだけで構成されたメールのことです。
テキストメールのメリットは、専門的な知識がなくても文字を打つだけでメールが作成できる点です。
また、受信者側のブラウザ環境で表示が崩れる心配がない点も魅力です。
しかし、テキストしか使えないためビジュアル的な訴求はできません。
◆HTMLメールとテキストメールの違い
HTMLメールとテキストメールの違いは、大きくいえば「デザイン性」です。
先に述べたように、HTMLメールは画像や動画などを組み込んだり、文字を装飾したりすることで視覚的に優れたデザイン性の高いメールを作成することができますが、テキストメールではそのようなメールを作成することはできません。
とはいえ、テキストメールは容量が軽くサーバーに負担をかけることもありません。
メルマガなどマーケティングの場ではHTMLメールが活用されることが多いですが、目的や用途に合わせて形式を使い分けることが効果的です。
また、HTMLメールは専門的な知識がないと作成できないと思われがちですが、最近では無料のツールもたくさん用意されており、誰でも簡単にHTMLメールが作成できるようになっています。
◆まとめ
HTMLメールとテキストメールではデザイン性が大きく異なります。
それぞれの特徴をよく理解し、目的や用途に合わせていちばんふさわしい形式でメールを送信できるようになりましょう。