Google広告を利用して、バナー広告を出稿することを考えている方はいらっしゃいますか?
バナー広告はユーザーの視点から見ると、非常に目に留まりやすく身近な広告の一種であり、効果的な広告と言えます。
バナー広告を出稿するとなると、主となる2つの課金方式があり、目的に応じて選択することになります。
そこで今回は、Googleでバナー広告を出稿する際の課金方式について紹介します。
もくじ
◆課金方式「CPC」・「CPM」とは?
CPC(クリック課金)とは
CPCとは、ユーザーが出稿した広告をクリックするごとに、課金が発生する方式です。
出稿する際に、1クリックあたりの最大入札価格を設定します。
バナー広告を出稿する目的が、サイトへの誘導やアプリの訴求、コンバージョン獲得などの場合にはこちらの課金方式を選択することになります。
CPM(インプレッション課金)とは
対してCPMとは、ユーザーが操作・視認する画面に広告が表示された回数を指します。
表示の判定基準は、❝広告の50%以上の範囲が1秒間以上画面に表示される❞という基準で、この条件を満たすと、視認範囲に表示されたことになります。
この課金方式でバナー広告を出稿する主な目的としては、商品やサービス・ブランドなどの認知度アップを目的とする場合において、選択することになります。
◆「CPC」と「CPM」の使い分けについて
では実際にバナー広告を出稿することが決まった際、「CPC」と「CPM」をどのように使い分ければよいのかを解説します。
まず、Googleはこの2つの課金方式について、それぞれが適している状況を以下のように推奨しています。
・CPC→広告のクリック数が重要な場合
・CPM→広告のクリック数よりも広告が表示される回数の方が重要な場合
つまり、先述したように広告を出稿する目的が、Webサイトへの誘導やコンバージョン獲得の場合は「CPC」を選択、商品やサービス、ブランドの認知拡大・獲得を目的とする場合は「CPM」を選択しましょう。
◆YouTubeにバナー広告を掲載したい場合
Google広告では、YouTubeにもバナー広告を掲載することができます。
YouTubeはいま、幅広い世代に利用されているソーシャルメディアですので、ユーザーへのリーチできる数の期待値は非常に高いです。
YouTubeにバナー広告を出稿する場合は「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」を利用することで、認知拡大に繋げることができます。
◆まとめ
今回は、Googleでバナー広告を出稿する際の課金方式について紹介しました。
Googleのバナー広告は目的に応じて課金方式を設定することが必要です。
「CPC」と「CPM」の使い分け方をしっかりと理解した上で、自社がバナー広告を出稿する目的を出稿前に確認し、自社にあった運用をすることを心掛けましょう。