多くの企業がWebサイトを制作する際にCMSを利用しています。サイト運用を担当していたらCMSの知識は必要不可欠と言えるでしょう。
今回はCMSの特徴やメリットについて解説いたします。
もくじ
◆CMSとは
CMSとは、HTMLやCSSなどのプログラムを組まなくても簡単にWebサイトを構築できるシステムのことを指し、「Contents Management System」の略称です。豊富に用意されているテーマやプラグインを用いて機能を拡張することができます。
特に「WordPress」は、世界中で多くの企業が利用しているCMSで圧倒的なシェアを誇っています。その他に有料から無料で使えるものまで多数のCMSがあります。
◆CMSの特徴
- オープンソース型
無料で公開されていてライセンス料がかからないものをオープンソース型と呼びます。
WordPressもオープンソース型です。
プラグインやテンプレートの種類が充実していて便利な反面、セキュリティ面には少し弱いといったデメリットもあります。
- フルスクラッチ型
自社に合ったシステムを、ゼロから完全オーダーメイドで構築するCMSです。
ライセンス費用や開発費、年間保守契約料などがかかります。
- パッケージ型
オープンソース型とフルスクラッチ型の中間に位置するCMSです。
初期費用とライセンス料がかかるためオープンソース型よりも費用がかかりますが、ベンダーにカスタマイズや更新を依頼することができます。
- オンプレミス型
自社で用意したサーバーにCMSを導入してWebサイトの構築や運用を行います。
オンプレミス型の一番大きいメリットは、オフラインでもサイト運営ができるようになる点です。
- クラウド型
他社にサーバー管理を依頼するので、自社でCMSをインストールする必要がありません。
インターネット環境さえあれば、オンラインでいつでもサイトの構築や管理ができます。
◆CMSのメリット
- 簡単にWebサイトの運用ができる
CMSを導入すれば、専門的な知識がなくても誰でも簡単にWebサイトの更新やページの追加ができるようになります。
- マルチデバイスに対応
PCはもちろん、スマートフォンやタブレットにも対応でき、マルチデバイス化をスムーズに行うことができます。
- SEO対策がしやすい
CMSにはさまざまな機能が搭載されているので、そこまでSEOに詳しくない担当者でもSEO対策がしやすくなります。
- SNSと連携可能
TwitterやFacebookなどのSNSとの連携ができます。
◆まとめ
専門知識がなくてもCMSを活用することで、簡単にWebサイトの構築・運用ができるようになります。
CMSを上手く活用して業務効率化につなげていきましょう。