2022年11月にリリースされ、現在世界中から注目を浴びているチャット型AIの「ChatGPT」。
1年ほど過ぎたいま、その性能の高さからさまざまなビジネスシーンで活用されています。マーケティング分野においても、分析から戦略立案まで幅広く活用されることに期待されています。
ただ、ChatGPTを活用する上で重要になってくるのが、指示をする際のプロンプト術です。AIに限った話ではありませんが、質の高い回答を得るためには質の良い指示を出すのが重要です。
そこで今回は、ChatGPTを有効活用するために必要なプロンプト術について紹介します。
もくじ
◆ChatGPTとは
ChatGPTとは、OpenAIが開発したAIチャットボットです。さまざまな質問や指示に対応することができます。
冒頭にもあるように、2022年11月にリリースされたChatGPTは、日々アップデートを繰り返しており、2023年3月には有料版の「GPT-4」がリリースされています。
GPT-4は言語処理能力が大きく改善されており、回答の出力精度も向上しています。
また、プラグインを追加できるなど、有効に活用できる幅が大きく広がっています。
その性能の高さから、現在ChatGPTは業界や職種に問わず、さまざまなビジネスシーンで活用されています。
◆ChatGPTに質の高いプロンプトが必要な理由
ChatGPTは、AIチャットボット…会話ができるAIツールです。
つまりAIに指示や質問、要求を投げる我々の文章を基に、回答となる文章を生成してくれます。
対話する際に相手からの質問や指示が抽象的だと、回答する方も質問や指示の内容や意図を理解しきれなかったり、違い解釈をしてしまう。
ChatGPTもそれと同じで、我々ユーザーが出す指示や質問の質で、生成される回答は大きく変わるのです。
◆ChatGPTに頼りすぎず、目的をもって活用するのが大切
近年、AIはものすごい勢いで進化しています。
その中でもChatGPTは特に注目されているAIツールであり、ビジネスシーンの一つの手段になるでしょう。
このAIの進化においてかれずに、自社のリソースで有効に活用できるようにするためは、先述したように質の高いプロンプトを使いこなすスキルが重要になってくるはずです。
だからと言って、AIに頼りすぎるのもNGです。プロンプト術を磨くのに注力してしまい、出力された回答について何の疑問も抱かず盲目的に利用していては、思考力の向上につながりませんし、自社の軸がぶれてしまうでしょう。
ChatGPTを「自分の作業を楽にするため」というような手段で利用するのではなく、明確な目的意識を持ってChatGPTを活用していきましょう。
◆まとめ
今回は、チャット型AI「ChatGPT」について紹介しました。
ChatGPTをビジネスで利用するのであれば、自社の数値分析や戦略立案等に活用するシーンは幅広いです。
そして、ChatGPTを有効的に活用するには、質の高いプロンプト術が非常に重要になってきます。
質の高い回答を得るためにも、プロンプト術を高めて業務リソースを削減できるようなAI活用を目指しましょう。