CDPとは?EC事業を拡大させるプラットフォームについてご紹介!

スキルアップ


EC事業を成長させていくためには、アクセス数を伸ばす取り組みだけでなく、お客様に関するファーストパーティデータを活かしたCRM戦略が不可欠です。

そして、集めたファーストパーティーデータを活用するのに必須となるのが、CDPと呼ばれるプラットフォームです。

今回は、CRM戦略を取り組む中で必要なCDPについて紹介します。

もくじ

  1. CDPとは
  2. CDPを利用するメリット
  3. EC事業にファーストパーティーデータが重要な理由
  4. まとめ

◆CDPとは

CDPとは、カスタマー・データ・プラットフォーム(Customer Data Platform)の略称で、個々の顧客の属性データや行動データをまとめて収集・統合・分析するプラットフォームです。

デジタルマーケティングにおいて、顧客理解を深め、顧客データをより効果的に活用するための基盤として欠かせません。

近年、デジタルマーケティングにおいてデータの収集と分析が重要視されおり、これに伴いCDPを導入している企業が増えています。

◆CDPを利用するメリット

CDPは、企業と顧客が直接的に関わるWebサイト上などで得られる1st Party(ファーストパーティー)データを収集・統合・蓄積と一括管理することができます。顧客の住所、氏名、電話番号などの個人情報に加え、行動データや属性データ、購入履歴や商品データなどが該当します。

企業が保有する1st Partyデータだけでなく、CRM、アドテクノロジーツール、MAなどの外部サービスとも連携可能です。これにより、既存顧客情報と匿名情報を組み合わせて個人情報レベルでの分析が可能となります。

分析結果を連携システムでの施策や広告配信のターゲティングなどに活用することで、より効果的なマーケティング施策に繋げることができます。

◆EC事業にファーストパーティーデータが重要な理由

従来のリターゲティング広告では、広告表示にサードパーティCookieが利用されていました。しかし、最近はプライバシー保護の観点からCookieが制限されたことで、リターゲティング広告の効果が低下しています。

そのため、集客やリピート促進を目指す企業は、サードパーティCookieの規制後に新たな対策が求められます。その対策として重要なのが、ファーストパーティデータに基づくマーケティング施策です。

また、EC事業が成長すると、広告やSNSの運用にかかるコストが増加します。EC事業にかけられる費用を最適に使うためには、CDPでデータを統合・分析し、費用対効果の高い施策を特定して効果的に予算を活用することが大切です。

◆まとめ

今回は、CRM戦略を取り組む中で必要なCDPについて紹介しました。

EC事業を成長させるためには、ファーストパーティーデータが重要です。

CDPを利用して、効果的なファーストパーティーデータ管理を目指しましょう。

採用情報を見る >