WEBサイトのSEOを強化していく中で、欠かせないのが「被リンク」。
自社のWEBサイトを正しく評価してもらうためには、他のWEBサイトからも「被リンク」してもらえるようなコンテンツ作りが重要です。
では、その被リンクとは具体的には何なのか。
今回は被リンクについて、概要やSEOにどのように影響するのか、紹介していきます。
もくじ
◆被リンクとは?
被リンクとは、WEBマーケティングやSEO対策で用いられるWEB用語で、外部のWEBサイトに設置された自社サイトへ遷移するリンクのことを指します。「外部リンク」や「バックリンク」とも言います。
被リンクは、WEBサイトを紹介される際や、ページの内容を参考や出典として引用される際、サイト内のコンテンツについて評価・言及される際などに利用されます。
WEBサイト管理者は、この被リンクの質を向上させるために、良質で有益なコンテンツの提供や他のWEBサイトとの協力などの戦略を取ることが大切です。
◆被リンクがSEOにおいて重要な理由
被リンクがSEOにおいて重要な理由はいくつかあります。
信頼性や権威性の向上
被リンクは、他のウェブサイトからのリンクを通じて、WEBサイトへの信頼性や権威性を向上させます。検索エンジンがサイトを評価する際、信頼性の高いサイトから被リンクされていれば、そのサイトを信頼性の高いものとして評価してくれます。
検索順位の上昇
被リンクは、検索エンジンがWEBサイトの検索順位を決めるための評価基準になります。他のサイトからのリンクを通じて、WEBサイトが特定のトピックやキーワードに関連していると見なし、それに基づいたデータで検索順位に反映されていきます。
アクセス数の向上
被リンクが増えれば、シンプルに自社のWEBサイトに訪れる経路が増える=アクセス数の向上にも繋がります。被リンクする際は、元サイトと関連性が高いページへ遷移するリンクを設置するケースがほとんどですので、リンク先にも興味を示してくれる人も多いでしょう。
被リンクはWEBサイトのSEOにおいて信頼性、権威性、ランキング向上などに影響するため、検索エンジンからの評価を高める重要な要素となっています。
◆被リンクの注意点
被リンクには、以下のような注意点もあります。
関連性が高いページのリンクを設置する
ユーザーは多くの場合、自身の疑問や悩みなどを解決するためにWEBサイトを使用します。
ユーザーが”WEBサイトを利用して内容を理解する“という行動を妨げないためにも、被リンクによって結ばれたサイトやページは関連性が高いことが非常に重要です。
被リンクの数が多ければ良い訳ではない
被リンクを多く獲得できれば、検索順位の上昇に期待できます。
しかし、数が多ければ良いという訳でもなく、質の低いWEBサイトやページからの被リンクが多いと、逆効果となってしまう可能性もあります。
低品質な被リンクは、ユーザーからの不信感だけでなく、Googleからの信用性も低下させてしまうリスクがあります。
信用性を落とさないためにも、Google Search Consoleなどの分析ツールでどのような経路で自社のWEBサイトにユーザーが流入してきているのかを調査し、関連性の低い被リンクがないか定期的に品質チェックを行いましょう。
◆まとめ
今回は被リンクについて、概要やSEOにどのように影響するのか、紹介しました。
Googleの検索エンジンは、コンテンツの良し悪しを完全には理解できないと言われています。そのため、高い検索順位を目指すには、多くのサイトから被リンクしてもらえるようなコンテンツが重要だということを覚えておきましょう。
そして、質の高い被リンクを保つためにも、定期的な被リンクの品質チェックを行いましょう。