ASPをご存知でしょうか。
ASPはアフィリエイト広告を出稿するにあたり、必要になるサービスです。
ASPに登録することで効率的にアフィリエイト広告の運用作業を進めることができます。
今回は、ASPについて紹介していきます。
もくじ
◆ASP(Affiliate Service Provider)とは
ASPとは「Affiliate Service Provider(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」の略称です。
成果報酬型広告の「アフィリエイト広告」を運用するにあたり、必要になってくる仕組みです。
ASPは広告主とアフィリエイターをつなぐ役割を担っています。
広告主とアフィリエイターはそれぞれASPに契約することで、効率よくマッチングすることができます。
また、広告や報酬の管理もASP上で行われるので、アフィリエイト広告を運用する際、ASPの存在は欠かせません。
◆ASPの種類
ASPの種類は、大きく分けて「オープン型」と「クローズド型」があります。
それぞれ特徴を紹介していきます。
オープン型ASP
オープン型ASPは、審査の基準がそこまで厳しくないため、ほとんどのアフィリエイターが登録することができます。
オープン型ASPは影響力や収益が大きいメディアから小さいメディアまで、幅広い層のメディアが登録しているため、掲載面を増やしたい広告主にとっては効果的です。
また、低コストで広告掲載ができるメディアも、オープン型ASPには多いです。
つまり、オープン型ASPは、「とりあえず広告の掲載面を増やしたい」「コストを抑えた運用を試したい」という広告主に向いています。
クローズド型ASP
クローズド型ASPは、募集情報を公開しないで、紹介やスカウトでアフィリエイターを選ぶASPです。
クローズド型ASPは、メディアの集客力が高く、掲載依頼や掲載条件の交渉、掲載内容の修正などを柔軟に対応してもらえるのが良い点です。
ただ、オープン型ASPと比べてコストが2~3倍ほど高くなることがあります。
そのため、クローズド型ASPは、「広告の予算を多めに確保できている」「長期的な利益が見込める」ような商材を打ち出す際に有効です。
◆ASPの選定に迷った際は
ASPは、現在100以上も存在しています。
利用するASPの選定に迷った際、数多くあるASPの中からどのサービスを選ぶべきかのポイントを紹介します。
まずは、ASPを利用する目的を明確にするのが非常に重要です。
アフィリエイト広告の目的は、大きく分けて「認知目的」か、「売上目的」に分けられます。
広告を見たユーザーがその後どのように動いてほしいのか、明確なゴールを決めておきましょう。
目的が決まったら、ASPごとの特徴・特性を理解しましょう。
例えば、認知拡大が目的の場合だと、多くのユーザーに見てもらえるようなメディアやSNSが最適です。
売上が目的の場合だと、購入に繋がりやすいメディア(口コミサイトやランキングサイトなど)が最適です。
決めた目的によって出稿するメディアも異なってくるので、ASPがどのようなメディアに利用されているか、しっかりと調査してから選定しましょう。
◆まとめ
今回は、ASPについて種類や選び方の基準をふまえて紹介しました。
ASPは、アフィリエイターと広告主をつなぐプラットフォームで、アフィリエイト広告の運用には欠かせないものです。
ASPを利用することで、両者ともに効率的な広告運用を期待できます。
利用を考えている方は、自身の目的やゴールを明確に決めて、最適なASPを選ぶように心掛けましょう。