Webサイトで成果を出すためには、数値状況を分析し、KPIを設定、目標値を達成していくことが大切です。その数値を分析するツールとして、Googleが無料で提供している「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」があります。
今回は「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」について紹介していきます。
もくじ
◆Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供している、アクセス数などを解析するツールです。分析したいサイトと連携させることで、各ページへのアクセス数や離脱率、流入元、遷移先、滞在時間など、さまざまなデータを確認することができます。
具体的には、トップページに訪れたユーザーが次にどのページへ遷移しているのか、すぐに離脱していないか、CVのページまでユーザーを誘導できているか、等々ユーザーの行動を分析することができます。
また、性別や年齢、地域や使用しているデバイスなどのユーザー属性。SNSやメディアを通したサイト流入か、それとも関連ワードなど自然検索での流入か、なども確認することができます。
◆Googleサーチコンソールとは
Googleサーチコンソールとは、Googleが無料で提供している、サイトのパフォーマンスを監視・管理できるツールです。ユーザーがサイトへ流入したきっかけのキーワードや検索結果の表示順位などを確認することができます。関連したキーワードでの掲載順位・表示回数・クリック数などが確認でき、ユーザーの流入経路が分かるので、SEO対策をする上では欠かせないツールです。
また、Googleサーチコンソールには、サイト内で発生した問題を分析してくれます。例をあげるとスマホの画面に最適化されていないページがあったり、文字が小さすぎる箇所があると、問題として表示してくれます。
◆2つのツールを導入するメリット
Googleアナリティクスを導入すれば、サイト運用における目標値やKPIの数値を詳細に把握することができ、数値の分析から次に取り組むべき改善へ繋げられることができます。データはユーザーの属性や行動も分析できるため、補足できる幅が広いことが特徴です。
Googleサーチコンソールを導入すれば、サイトが表示される順位や回数、クリック数など自然検索の分析ができるため、SEO対策で効果を出しやすくなります。また、サイト内の問題がある箇所を表示してくれるため、異常がなくユーザーに優しいサイトの状態を保つために有効です。
◆まとめ
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールについて紹介しました。
どちらもGoogleが無料で提供してくれているツールなので、Webサイトを運用しているのであれば導入するのに越したことはありません。ぜひ、この2つのツールを活用してWebサイトの成果を最大化させる運用をしてみてはいかがでしょうか。