今や私たちの生活に欠かせない存在となったスマートフォンですが、アプリもスマートフォンとは切っても切り離せない存在となりました。
さまざまなアプリが乱立して競合が増えている中、活躍するのがアプリ解析ツールです。
今回はそのアプリ解析ツールについて、その性能やおすすめのツールなどをご紹介いたします。
もくじ
◆アプリ解析ツールとは
アプリ解析ツールは、ユーザーの属性やユーザがアプリ内でどんな行動をしているかを集計したり、ユーザーのアプリの利用状況を把握し、顧客満足度を測ることができるツールです。
集計したデータをグラフ化し可視化することでKPI運用がしやすくなり、アプリ内広告の最適化をしやすくする事ができます。
また、分析結果に基づいたレポート作成機能が付いているものも多く、上司やメンバーにレポートを共有することができるので、レポート作成の手間も省く事ができます。
◆アプリ解析ツールでできること
- アプリのパフォーマンスを評価
ユーザーが利用しているデバイスの種類に応じて、アプリのパフォーマンスを評価することができます。
- セグメント分析
OSやバージョン、利用日時などに応じてユーザーを分類する事ができます。
- ヒートマップ分析
ユーザーがクリックしたエリアや頻度を分析します。
- セッション分析
時間あたりの利用回数や、実行したアクティビティの種類などを分析します。
- LTV分析
ユーザーがアプリ内で課金する金額や頻度を分析します。
- レベニュー分析
ユーザー1人あたりの課金の回数と金額を分析します。
- ロケーション分析
ユーザーがどこでアプリを使っているか位置情報を分析します。
- クラッシュ分析
アプリ内でクラッシュが起きたページや時間、バージョンなどを分析します。
- 日付のフィルタリング
クラッシュを修正した前後のユーザーの変化を追って分析データに反映します。
- オーディエンス分析
会員種別ごとのユーザーの行動や利用状況の違いを分析します。
- 市場トレンド
市場の動向や競合アプリの情報などを収集します。
- レポート作成
全てのデータを集計し、レポートを作成します。
- 広告の測定効果
広告経由でアプリに流入したユーザーの流入経路やコンバージョン率などを分析します。
- ABテスト
Aパターン・Bパターンの効果測定を行います。
◆おすすめアプリ解析ツール
- b→dash
フロムスクラッチが提供する総合アプリ向けのオールインワン型解析ツールです。
- Amazon Mobile Analytics
Amazonが提供する、一部無料の商用アプリ向け解析ツールです。
- App Ape
ゲームアプリの課金率分析機能を搭載した解析ツールです。
◆まとめ
アプリ解析ツールを利用することで、ユーザーの情報から動向まで分析する事ができ、どんな点を改善すべきかなどの課題も把握できるようになります。
より魅力的なアプリを運用するためにアプリ解析ツールを導入してみてはいかがでしょうか。