デザイナーであればお馴染みのソフトといえば、「Photoshop」ですが、有料に加えて、使いこなすには専門の知識も必要となり、なかなか手が出せないといった方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、誰でも簡単にPhotoshopに近い写真加工ができる、「Adobe Photoshop Express」をご紹介いたします。もくじ
◆Adobe Photoshop Expressとは
「Adobe Photoshop Express」とは、Adobe社から配布されている無料のモバイルアプリです。
「Photoshop」に比べると、用途を絞った簡易版になっているため、できることは限られますが、簡単な加工をするには十分です。
保存できるファイルはJPEGのみとなります。
◆Adobe Photoshop Expressで出来ること
・自動補正
加工したい写真をカメラロールから選択すると自動的に彩度や明度を上げて補正してくれる機能です。
必要ない場合はオフにすることも可能です。
・フィルター機能
写真全体を鮮やかにする基本的なフィルターの他に、季節をイメージしたフィルターやデュオトーンのフィルターなど、10前後のフィルターが用意されています。
フィルターに表示されるバーを左右に動かして調節を行います。
・トリミング
Facebookやインスタグラムのカバーや広告、 Twitterの投稿など、各サービスで使用する画像サイズを指定すると自動でトリミングしてくれます。
縦横比を自由に指定してトリミングすることもできます。
画像の回転や反転も簡単操作で素早く行えます。
また、「変形」メニューから歪み補正も行えます。
・色調補正
直感的に明度・色彩・効果などの調節を行うことができます。
露光量・コントラスト・ハイライトなども調節したいメニューからバーを左右にスワイプして調節ができます。
赤目補正機能も備わっています。
・テキスト入力
スタイルメニューからフォントを選択しテキストを入力できます。
テキストカラーの変更、不透明感を調節することもできます。
またテキストマークの横にあるボタンからフレームをつけることもできます。
◆Adobe Photoshop Expressの使い方
Photoshop Express Editorにログインし、編集したい画像を開くだけで画像編集が行えます。
photoshopのように、インストールをする必要はありません。パソコンのブラウザ上で動作する形式なのでネット環境があるパソコンやスマートフォンがあれば手軽に無料で使えます。
◆まとめ
Photoshopほど加工機能は多くはないものの、Adobe Photoshop Expressを使えば、ご紹介した以外にも様々な画像加工が無料でできます。
これからPhotoshopの知識を身につけたい方もまずはAdobe Photoshop Expressから始めてみてはいかがでしょうか。