PCやスマートフォンなどで普段から様々なURLを目にしますが、実はURLにはいろいろな種類があって、同じページが表示されている場合でもURLがほんの一部違うだけで別ページと判断されます。
別ページと判断されると、Googleからの評価も分散してしまうので、上位表示にはマイナスとなります。
今回は、 リンクポピュラリティ(評価)の分散を防ぐために行うべき、URL統一の方法についてご紹介します。もくじ
◆リンクポピュラリティとは
リンクポピュラリティとは、WEBページに対して貼られた外部リンクの質と量を判断して、そのWEBページの良し悪しや、重要度を評価するという考え方です。
Googleを代表とした検索エンジンは、外部リンクをそのサイトの人気度をあらわす支持票として捉えています。
ユーザーにとって何も情報が得られない、中身のないサイトの場合、サイトを訪問したユーザーが、リンクを貼ってそのサイトを紹介するという機会はあまりありません。
逆に面白いとユーザーが感じるような、魅力的なページだった場合には、リンクを貼って紹介する機会も増えます。
そういった理由から、外部リンクが多く集まっているサイトのほうが、ユーザーから支持を集めている人気サイトと判断され、検索結果でも優先的に露出されます。
◆リンクポピュラリティの分散
以下の項目では同じページを表示していても別ページとしてGoogleに判断される例になります。
■wwwの有無
・https://www.〇〇〇.com/
・https://〇〇〇.com/
■index.html(index.php)の有無
・https://〇〇〇.com/
・https://〇〇〇.com/index.html
・https://〇〇〇.com/index.php
■パラメータの有無
・https://〇〇〇.com/
・https://〇〇〇.com/?gclid=ABCD
■末尾の/有無
・https://〇〇〇.com
・https://〇〇〇.com/
■SSLの有無
・http://〇〇〇.com/
・https://〇〇〇.com/
◆URLの統一方法
・301リダイレクト
301リダイレクトは恒久的な転送の方法で、該当のページへアクセスした際に、事前に設定をしているURLへ自動的に転送を掛ける設定です。
・canonicalタグ
canonicalタグを使えば、正しいページを宣言して類似のページがあるときには、重複コンテンツとして判断されるのを防ぐことが出来ます。
・URLパラメータ
Google Search ConsoleのURLパラメータを使えば、例えば〇〇いうパラメータのついたURLが683,596あっても、その処理をGooglebotに任せているという意味になります。
◆まとめ
リンクポピュラリティでは、リンクの質と数を分析してWEBページの評価が行われます。
また、リンクポピュラリティの分散を防ぐためには、URLの統一は必ず行うべきです。
URLの統一の方法を学んですぐにでも実行していきましょう。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >