【Web担当者向け】知っているようで実は知らない!?「Cookie(クッキー)」の基本情報まとめ

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日頃、Webを利用していると至るところで使われているCookieですが、その詳しい仕組みについては知らない方も多いかと思います。
今回は、Cookie(クッキー)について詳しく説明いたします。もくじ

  1. Cookieとは
  2. Cookieの仕組み
  3. Cookieの種類
  4. まとめ

◆Cookieとは

Cookieとは、Webサイトを訪問したユーザーのデータを記録しておくためのファイルを指します。
CookieはECサイトで最もよく使用されます。
例えば、Webサイトにログインした後にサイトを離れて再度ログインする際、IDを入力必要がなかったり、ログインしていなくても買い物カートの中身がずっと残ったままでいたりと、私たちの身近なところで常にCookieが使われています。
ユーザーはCookieのおかげで何回もIDを入力必要がなくなったり、商品をカートに入れ直す手間が省けます。

◆Cookieの仕組み

CookieはWebサイトとユーザー間で「証明書」のような役割になっています。
Cookieには閲覧履歴の記録としてCookie IDが発行され、サイトを訪れた日時、訪問回数などの様々な情報がブラウザに一定期間保存されます。

・Cookieの具体的な仕組み
ユーザーがアクセスしたWebサーバーからCookieが発行される。

Cookieがブラウザに送られ情報が保持される。

次回以降表示した際に、ブラウザはCookieと一緒にWebサーバーへアクセスする。

WebサーバーがCookieの内容にあわせて、ページを表示する。

Webサーバーは識別子をアップデートし、Cookieをブラウザへ返す。

◆Cookieの種類

・1st Party Cookie
ユーザーが訪れているサイトのドメインが発行しているCookieのことで、そのサイト内だけでユーザー情報を取得し、保存することが可能。
ユーザーにブロックされにくい反面、そのサイトドメインからしか発行ができないため、クロスブラウザでのCookieの付与ができません。

・3rd Party Cookie
1st Party Cookieと逆で、ユーザーが訪れているサイト以外のドメインから発行されているのが3rd Party Cookieです。
サイトを横断してCookieの付与ができますが、近年では3rd Party Cookieをブロックしているブラウザも多いといった懸念点もあります。

◆まとめ

Cookieは日常的に様々な場面で活用されています。
ユーザーの情報を保存するといった点では、プライバシーの侵害と問題視する声も上がっていますが、マーケティングの視点から見るとユーザーの志向や興味がわかる重要な情報源です。

正しい使い方をマスターして、有効にCookieを使い、より良いページ作りに活かしていきましょう。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >