新規でWebサイトを立上げる際にはドメインが必要となりますが、日本語のドメインが使用できることはご存知でしょうか?
日本語ドメインはSEO対策の面でも最近注目を集めています。
そこで今回は、日本語ドメインの活用にあたってのメリットとデメリットについて解説いたします。もくじ
◆日本語ドメインとは
ドメインと言えば「英語+ドメイン」という形式が一般的でしたが、インターネットの急速な発展とともに、「IDN(Internationalized Domain Name:国際ドメイン名)という技術が生みだされ、各国の様々な言語をPunycode(ピュニコード)という技術によってエンコード化し、DNSサーバーで使える文字列に変換することが可能になりました。
非英語圏でも自国の言葉をドメイン名に使用することが可能になり、日本でも2001年2月からJPRS(日本レジストリサービス)が日本語ドメインの登録サービスを始めました。
表記の仕方は、「東京.com」や「プログラミング.jp」などのように日本語で表記ができ、漢字やひらがな、カタカナが使用可能です。
◆日本語ドメインのメリット
・サイトの内容が明確になる
自社名をドメインに組み込む企業が最も多いですが、日本語ドメインにすることでサイトの内容を明確でわかりやすくすることができます。
自社名以外でもサイトのコンテンツやサービスに関連した言葉をドメインに入れることで、どんな内容のサイトなのか一目でわかるようになります。
・ドメイン取得の自由度が高い
一般的な英語ドメインに比べるとまだ利用者が少ない日本語ドメインは、取得の際に他社と被ってしまい希望のドメインが取得できない、といったリスクも少なく自由度が高いといえます。
英語ドメインでは取得するのが難しいドメイン名も日本語ドメインにすれば取得できるケースも多くあります。
◆日本語ドメインのデメリット
・海外のユーザーに理解されない
日本語ドメインは、日本語を理解しない外国人にとっては馴染みがなく理解出来ません。
集客したいターゲットの大半が日本人であれば問題ありませんが、少しでも海外ユーザーの集客を狙っている場合には、英語ドメインの方が無難でしょう。
・メールアドレスが作れない
日本語ドメインではメールアドレスを作ることが出来ません。
代わりにピュニコードでメールアドレスを作ることは可能ですが、ピュニコードでは文字列が非常に多く使いにくいものになってしまいます。
・SEO効果があまり見込めない
日本語ドメインはメリットも多く、SEO対策の一つとしてもあげられその効果も期待されていましたが、最近のGoogleアルゴリズムの進化によって、コンテンツの質やユーザビリティがもっとも重要視されるようになりました。
良質なコンテンツでなければ上位表示されにくくなり、日本語ドメインでのSEO対策も必要ではありますが、ユーザーにとって役に立つ斎藤であるかどうかがSEO対策を最も期待できるポイントとなります。
◆まとめ
ドメインは、サイトの大切な要素となり、ドメイン名でユーザーに与える印象も変わります。
SEO対策として最も重要なことはユーザーにとって使いやすい、魅力的なサイトを作ることです。
英語ドメインにするか、日本語ドメインにするか、それぞれのメリット・デメリットを考慮し、状況に応じた使い分けをおすすめします。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >