近年、従業員満足度で用いる手法として「パルスサーベイ」が注目を集めています。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、きちんと内容を理解し用いることで組織改善に活かせます。
今回は、「パルスサーベイ」について運用方法やメリットなどをご紹介します。もくじ
◆パルスサーベイとは
パルスサーベイとは、従業員満足度を測る際に利用される従業員に対する意識調査の手法の一種です。
「パルス」とは「脈拍」のことを意味し、脈拍を測って健康状態を確認するように、パルスサーベイを用いて企業が健全な状態であるかどうかをチェックします。
特徴としては、1回の質問の所要時間が短時間に設定されており、毎週回答時間1~2分程度の簡単な質問に5~15問程度答えることで、従業員の仕事に対する意識などを調査することができます。
高頻度で繰り返される調査ですが、簡単な内容で気軽に回答できる質問内容にすることで、従業員の負担になりにくいといえます。
◆パルスサーベイの目的
・従業員満足度を把握する
短いサイクルで簡単な質問をくり返し調査することで、常に従業員満足度を把握することができます。
・従業員エンゲージメントを向上させる
パルスサーベイでは個人が抱えている不満や負担を組織全体のものと捉え、改善点を探します。そのため、チームワーク向上にもつながります。
・調査の費用を削減する
一般的な従業員満足度調査など、調査会社に委託すると費用もかかり、フィートバックにも時間がかかりますが、パルスサーベイを用いた場合には調査会社に委託する必要がない為、コストを抑えることができます。
◆パルスサーベイのメリット
・手軽に始められる
パルスサーベイは、「カオナビ」「Geppo」「wevox」などのクラウドサービスを利用し手軽に始めることができます。
簡単な質問で数分あれば回答できるため、従業員にとっても負担になりにくく、回答率も高く管理も簡単にできるので調査を行う側の負担にもなりません。
・リアルタイムで従業員満足度がわかる
パルスサーベイを用いた調査方法なら、毎週調査を行うことが可能なため、従業員の状況や満足度をリアルタイムで把握することができます。
また、すぐに改善点をフィードバックすることで従業員の満足度を低下させずに保つことができます。
◆まとめ
働き方改革が注目を集める昨今では、従業員満足度を高めることが会社の利益に直結するものとして考えられています。
離職兆候の高い従業員がいないかなど、パルスサーベイを用いた従業員満足度調査を行うことはエンゲージメント向上施策に非常に役立ちます。
難しい手続きも必要なく気軽に始められるので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >