Webマーケティングの分野でよく耳にする用語で「インプレッション」があります。「PV」、「リーチ」、「エンゲージメント」、などと並んでインターネット広告やSNSの管理画面で使われる用語ですがそれぞれの違いについて正しく理解できていますか?
今回は混同しやすいこれらの用語の違いについてご紹介いたします。もくじ
◆インプレッションとは
インプレッションとは、広告や投稿がユーザーの目に触れたことを表し、インターネット広告では広告が表示された回数、SNSでは投稿が表示された回数を指します。
インプレッションは「imp」や「imps」とも表記されます。
◆インプレッションとページビューの違い
ページビューとはPVと略されることが多く、インプレッションと混同しがちな用語です。
PVとは、Webページが何回表示されたかを表す指標です。
広告(投稿)の表示回数であるインプレッションに対して、PVはWebページ自体の表示回数を表しているため、
PV数=インプレッション数にはなりません。
◆インプレッションとリーチの違い
リーチは広告が表示されたユーザーの人数を表す指標です。
PVと同じくインプレッションと混同しがちな用語です。
同じ人が何度も同じ広告を表示した場合、インプレッション数は上がりますが、リーチ数は変わりません。
例えば1ページに2つの広告のあるページを合計3回閲覧した場合には
PV数は3、インプレッションは、2つの広告が3回ずつ表示されたので6となり、リーチは1人のユーザーが表示しているので1となります。
◆インプレッションとエンゲージメントの違い
エンゲージメントは、いいね、シェア、コメントなどユーザーが投稿に対して起こしたアクションの数を指します。
アクションの内容はSNSの種類によって異なります。
URLやハッシュタグ、ユーザー名のクリックなどもエンゲージメントにあたります。エンゲージメント率が高いほどそのwebサイトとユーザーとの繋がりが深いことを表します。
◆まとめ
Webマーケティング分野ではさまざまな指標や用語が用いられます。
その中でもインプレッションは必ず押さえておきたい重要な指標になります。
それぞれの意味を正しく理解し、ユーザーの心理をつかんでWebサイトのアクセス解析に活かしていくことが大切です。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >