インターネットを利用していると、様々な広告を目にします。
一言でインターネット広告といってもその種類は多様で、成果報酬型やクリック課金型、インプレッションのみで課金される種類のものもあります。
今回は、コンバージョンを成果基準とした「アフィリエイト広告」に着目し、その仕組みと特徴について解説いたします。もくじ
◆アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、配信した広告からCV(コンバージョン)(商品購入や、会員登録、資料請求など)に至った場合のみ費用が発生する広告の種類で、成果報酬型広告と呼ばれます。
リスティング広告などを始めとした他の広告と異なる点は、広告の露出で費用が発生することがなく、また広告のクリック数によって費用が発生することもありません。
ユーザーがメディアの閲覧の中で広告をクリックし、最終ゴールであるCV(コンバージョン)に至ったタイミングで成果報酬として費用が発生する仕組みです。
◆アフィリエイト広告の仕組み
アフィリエイト広告の基本的な流れは、
広告主→ASP→アフィリエイター→ユーザーとなります。
1.広告主がASP(Affiliate Service Provider)に広告を出稿する
ASPとは広告掲載契約の代理サービスのことで、複数の媒体に一度に広告を出稿することができます。
2.アフィリエイターが広告を掲載する
次にアフィリエイターが自分のメディアに広告を掲載します。
アフィリエイターはASPに出稿されている広告の中から掲載したい広告を選ぶことができます。
3.ユーザーがクリックし、成果報酬を受ける
メディアに掲載されたアフィリエイト広告をユーザーがクリックし、広告主が決めた成果が発生したときに広告主からアフィリエイターに報酬が発生します。
◆アフィリエイトのメリットとデメリット
■アフィリエイトのメリット
・高い費用対効果が見込まれる
他の広告と違い、あらかじめ設定した成果が達成された時のみ、費用が発生するので無駄なコストがかかりません。
・CPAを設定できる
あらかじめCPA(CV1件あたりに掛かる広告費用)を自由に設定できるので、予期せずにCPAが高騰する心配がありません。
・幅広いメディアに広告が掲載される
ASPは数百万サイトのメディアを登録しているので幅広いジャンルのメディアに広告が掲載される可能性が広がり、その分集客も期待ができます。
■アフィリエイトのデメリット
・ASPの利用コストが発生
あらかじめ設定した成果が達成されなければ報酬は発生しませんが、ASPを利用する際の初期設定費用や月額利用料は発生します。
そのため、成果が達成されなくても固定費用が発生します。
・成果を得るまで時間がかかる
アフィリエイターがすぐに広告の成果を達成できるとは限らないので、広告を掲載しても成果がわかるまでに時間がかかります。
・ブランドイメージを損なうリスク
意図しないメディアに広告が掲載され、商品イメージを下げたり、ブランドを傷つける恐れがあるので注意が必要となります。
◆まとめ
アフィリエイト広告は、他のインターネット広告とは異なり多くの可能性を持っています。
その反面リスクもあることを理解し、アフィリエイト広告のメリットを活かしたプロモーションを行っていくことが重要です。
アフィリエイト広告を成功させるためには、ASPの選定も大事な要素です。
自社のプロモーションと合ったASPを選んで、担当者や代理店にヒアリングをおこないながら有力媒体の情報を仕入れてアプローチしていくことをおすすめします。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >