現在、IT資格の種類は多種多様とあり、種類が多くてどれを取得すれば良いのかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は数多くあるIT資格の中から「IT系職種全般」「エンジニア系」「マネージャー系」の3つの分野に分けて、各分野の代表的な資格についてご紹介します。もくじ
◆IT資格取得のメリット
IT資格に限らず、どの分野でも資格を持っていることで自分のスキルを客観的に証明できます。
その為、就職や転職の面接の際にも資格の有無は評価に影響するといえます。
このことから、IT業界も、IT資格を取得することで有利な形で希望する職に就けるようになります。
◆IT系職種全般のオススメIT資格
・ITパスポート(iパス)
ITパスポートはIT基礎知識を証明できる国家資格で、IT系の一番基礎的な試験になります。
試験はパソコンを用いて行います。試験内容は、テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つの分野に分かれており、幅広い分野から基礎的な問題が出題されます。
・基本情報技術者
基本情報技術者試験とは、情報処理の最もベーシックな資格で、IPA(情報処理推進機構)が試験を実施しています。
受験者数は毎年10万人以上にもなり、難易度もやや高めの国家資格です。
・応用情報技術者
応用情報技術者試験は、内容は基礎情報技術者試験とほぼ同じになりますが、基礎情報技術者よりもレベルが高く、専門に特化せずにIT技術者としての総合力を問われる試験内容になっています。
その為、最難関の試験ではないかとも言われています。
◆エンジニア系のオススメIT資格
・情報セキュリティスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリストの試験は、最新のセキュリティに関する知識や技能を備えた、高度な実践的人材に関する国家資格になります。
情報セキュリティを扱うエンジニアの方はぜひ取得しておきたい資格になります。
・ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、ネットワークの固有の技術からサービスの動向、ネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアや、インフラ系エンジニアを目指す方向けの国家資格です。
・データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストとは、高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画、要件定義、開発、運用、保守において中心的な役割を果たすと同時に、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援の能力を認定する国家資格です。
◆マネージャー系のオススメIT資格
・ITストラテジスト
ITストラテジストは、日本のソフトウェア産業の強化と、企業のIT技術活用の促進を目的とした、情報処理振興事業協会が行う情報処理の国家試験になります。
試験内容はスキルレベル4の高度情報処理技術者試験になります。
・システム監査技術者
情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守においてセキュリティ機能の実現を支援、あるいは情報システム基盤を整備して、専門家として情報セキュリティ管理を支援する人のための国家資格です。
・ITサービスマネージャ
ITサービスマネージャは経済産業省が認定している国家資格です。
「情報処理技術者試験」の試験区分のひとつで、システムの導入や維持、拡張、管理方法、情報セキュリティ対策、障害を抑えるための対処法など様々な知識が問われ難易度は高度となっています。
◆まとめ
今回ご紹介した以外にも様々なIT資格があります。
数あるIT資格の中でも国家資格を取得することは就職や転職の際に役立ちます。
国家資格は難易度も高く合格率が低いものも多いですが、自分にあった試験内容の資格からまずは取得してみてはいかがでしょうか。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >