「Googleスプレッドシート」とは? | 知っておくと便利な関数5選

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データの集計や分析などにはExcelなどの表計算ソフトが欠かせませんが、近年ではオンラインで作業できる「Googleスプレッドシート」を利用する人も増えています。
「Googleスプレッドシート」はExcelにない便利な機能が複数あります。
今回はその中から知っておくと便利な「Googleスプレッドシート」の関数を5つご紹介いたします。もくじ

  1. 「Googleスプレッドシート」とは
  2. 「Googleスプレッドシート」の使い方
  3. 便利な関数
  4. まとめ

◆「Googleスプレッドシート」とは

GoogleスプレッドシートはGoogle社が提供しているオンライン表計算ソフトです。主なスプレッドシートの機能はExcelとほぼ同様の表計算です。
Excelと異なる点はオンラインで操作が可能な点です。インターネットにつながっている状態であれば常時最新のデータが自動で保存されます。
複数アカウントで同時に作業することができ、複数人での共同編集ができます。Googleアカウントを持っていれば無料で利用できます。

◆「Googleスプレッドシート」の使い方

まずは、Googleドライブにログインします。
Googleのアカウントでドライブにログインしたら次に「新規」から「Googleスプレッドシート」を選択します。
Excelとほぼ同様のシートが開くのでファイル名などを入力しスプレットシートを作成します。
また、GoogleスプレッドシートはGoogleドライブからでもURLからでも開くことができます。Googleスプレッドシートに表示されているURLをあらかじめコピーしておくと便利です。このURLをメンバーに送り、共同で作業することもできます。

◆便利な関数

GoogleスプレッドシートにはExcelにはない便利な関数があります。

・ARRAYFORMULA
ARRAYFORMULA関数は、Googleスプレッドシートの代表的な関数ともいえます。
配列数式の答えを複数のセルに対して返すことができる関数です。
【基本構文】
ARRAYFORMULA(配列数式)
【例】
=ArrayFormula(IF(D2:D20>=5,”○”,”×”))
D2からD20のセルにある値が5以上の場合”○”を返し、4以下なら”×”を返すというものです。

・GOOGLETRANSLATE
GOOGLETRANSLATE関数は翻訳ができる関数です。
【基本構文】
GOOGLETRANSLATE(テキスト, ソース言語, ターゲット言語)
【例】
=GOOGLETRANSLATE(A1, “en”,”ja”)
A1のセルにある英語を日本語にして表示するというものです。

・QUERY
QUERY関数は大量のデータの中から条件にマッチしたもののみを抽出できる関数です。
【基本構文】
QUERY(データ, クエリ, [見出し])
【例】
=QUERY(A1:D100,”select * where B=‘SAMPLE’”,1)
A1からD100の範囲で、B列に「SAMPLE」というデータが入っている行を抽出するというものです。

・IMAGE
IMAGEを使えば指定したURLの画像データを自動的に出力することができます。
【基本構文】
IMAGE(“URL”, [モード], [高さ], [幅])
URLは絶対パスで指定し、モードの高さや幅は省略することができます。
【例】
=IMAGE(“https://ftwtestsample.com/image.jpg”)

・IMPORTRANGE
IMPORTRANGE関数は別のスプレッドシートのデータを表示させることができます。
【基本構文】
IMPORTRANGE(スプレッドシートキー, 範囲の文字列)
【例】
=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/spreadsheets/d/sample1111, ”シート名!A1:C10”)
スプレッドシートキーとは、表示させたいスプレットシートのURLになります。

◆まとめ

今回ご紹介した以外にもGoogleスプレッドシートには便利な関数がいくつもあります。
関数と聞くと苦手意識のある方も多くいらっしゃいますが、その時必要な関数をできるだけ使うようにして少しずつ関数を覚えていくとよいでしょう。
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